飼料用米を活用した年間出荷頭数約14,000頭のSPF肥育農場
飼料用米を活用した地域循環型農業の推進
[事業内容]前橋農場は地域循環型農業推進のため飼料用米を活用した耕畜連携モデルの確立とリキッドフィーデングなど新たな肉豚肥育技術の実証に取り組むことを目的に2017年に稼働しました。地元耕種農家と連携して飼料用米を集荷し、配合飼料と混合してリキッド飼料として豚に給餌しています。
畜産活動を通して養豚農場から排出された豚糞は、堆肥処理施設にて堆肥化されています。
農場HACCP取得に向けての取り組み
関係者の皆様は前橋農場入場方法をご一読いただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
所在地
〒371-0101
群馬県前橋市富士見町赤城山626-68
TEL:027-289-3910
衛生管理方針
農場HACCP導入に伴い、以下の方針を定めます。
なお、本方針は、全農場従業員および外部関係者に周知します。
【食品安全】
HACCPマネジメントシステムを通じて、継続的な改善・向上に努め、消費者に
高品質かつ安全でおいしい豚肉を提供します。
【豚の健康維持】
農場衛生管理システムを通じて、豚の健康維持に努めます。
【原材料管理】
原材料の受入については、仕入元との合意により締結した取り決め事項(契約内容)や基準を守り、安全な原材料を確保します。
【コミュニケーション】
情報の定期的な収集および共有化を図り、農場従業員の衛生意識向上および共通認識を維持します。
【衛生管理目標】
衛生管理目標を設定し、進捗状況の確認と見直しを定期的に行います。
【関連法規の遵守】
飼養衛生管理基準、糞尿処理、廃棄物処理等の関連法規制を遵守します。
令和 5年 9月 1日
株式会社畜産経営研究所
代表取締役社長 富川 明男
1. 衛生管理区域および管理エリア区分
(1)畜産経営研究所株式会社前橋農場(以後前橋農場)は、SPF農場の認証を得ており、飼養されている肉豚はすべてSPF豚管理を行う。(スノコ豚舎、ハウス豚舎)
(2)フェンスで囲われたエリア内を衛生管理区域(農場管理区域、環境管理区域)、フェンスエリア外をその他エリアとする。
農場管理区域は、スノコ豚舎、飼料米テント倉庫、農場管理班事務棟を含む。
環境管理区域には、ハウス豚舎、汚水浄化槽、堆肥舎・ピット堆肥舎、ハウス堆肥舎、オガコ倉庫を含む。
その他エリアには、環境管理班事務棟、植木エリア(カエデ植樹)、雨水池、トラック洗車場市道などを含む。
※その他エリアとは農場敷地のうち衛生管理区域以外の敷地部分、市道(農場中央)を言う。
(3)管理エリアの区分。
農場管理班は、農場管理区域を管理する。
環境管理班は、環境管理区域、その他エリアを管理する。
場長は、前橋農場全体を統括する。
2. 入場規制
(1)農場従業員の防疫管理
ア.原則、農場従業員は、防疫上リスクとなる場所(他養豚農場、と畜場、食肉処理・加工場および農場汚染にかかわる可能性のある場所)には、立ち入らない。原則、養豚関係者とは、面談をしない。
イ.防疫上リスクとなる場所に立ち入った者は、農場衛生管理区域内への立ち入りは、2オーバーナイト経過後(2晩経過後)、または48時間入場禁止とする。また、衣服は、洗浄(洗濯)、消毒、靴は消毒、交換する。
ウ.但し、肉豚出荷トラックの運転を当社社員が担う場合は、この限りではない。衣服は洗浄(洗濯)、消毒、靴は消毒、交換する。
(2)農場従業員以外の外来者入場規制
ア.社外者の農場内への立ち入りは、極力制限する。
やむを得ず立ち入る場合、事前に本社生産課長または農場長(上長へ報告)の許可を得る。
イ.農場への疾病侵入リスクを回避するため、防疫上リスクとなる場所(他養豚農場、と畜場、食肉処理・加工場および農場汚染にかかわる可能性のある場所)に立ち入った者が農場に立ちる場合、2オーバーナイト経過後(2晩経過後)または、48時間農場入場禁止とする。
(3)業者等の入場規制
ア.宅配業者、郵便業者、飼料配送車、子豚運搬車、消火器業者、動薬配達業者、レンダリング回収業者等は、原則、農場内への立ち入りは認めない。
イ.管理獣医師、東日本くみあい飼料関係者、畜研関係者、工事関係業者、電気保安業者等が農場内に立ち入る場合は、事前に畜研本社生産課長または農場長の許可を得たうえで、農場従業員の入場手順に準じて入場する。3. 入場の手順
ア.入場者は北側市道より入場し、自動消毒装置前に停車する。
イ.入場者は、駐車場前で動力噴霧器にて、自己使用車両(または営業車)のタイヤ、タイヤハウスを消毒液にて消毒する。
ウ.入場者は、車を農場管理区域の駐車場所に移動し、駐車する。
エ.入場者は、靴底を踏み込み消毒槽にて消毒し、靴履き替え場所(北コンテナ)にて、移動用運動靴に履き替え、踏み込み消毒槽を経由して、農場管理班事務棟へ移動する。
オ.玄関ロックを開錠、立ち入り後、検温、訪問者記録に記帳する。
カ.農場内に立ちる場合は、脱衣場にて着衣をすべて脱ぎ、シャワールームにて頭髪を含む全身を洗う。携帯した腕時計、メガネは、洗浄のうえ、農場内への持ち込みは可とする。
キ.農場内専用の作業着(下着、作業着、靴下、帽子、手袋、マスク)に着替える。
ク. 農場内への物を持ち込みは極力避ける。持ち込む場合は、パスボックスを経由する。紫外線が表面に照射されるように配置する。豚生肉・非加熱加工品の持ち込みは禁止する。
(2)環境管理区域の入場手順
ア.入場者は北側市道より入場し、自動消毒装置前に停車する。
イ.入場者は、駐車場前で動力噴霧器にて、自己使用車両(または営業車)のタイヤ、タイヤハウスを消毒液にて消毒する。
ウ.入場者は、靴底を踏み込み消毒槽にて消毒する。
エ.入場者は、車を環境管理区域の駐車場所に移動し、駐車する。
オ.従業員は、環境管理班事務棟にて、農場内作業着(作業着、靴下、帽子、手袋)、農場内専用長靴を着用する。
カ.従業員は、使用後の農場内作業着は、環境管理班事務棟にて、洗濯、乾燥する。農場内専用長靴は、靴底、外側を毎日水洗いする。
キ.ハウス豚舎エリアに立ちる場合は、ハウス豚舎専用ヤッケ(または紙つなぎ、新しい作業着)、専用長靴を着用する。
ク.浄化槽、堆肥舎点検業者(群立機器、新興商事)が立ちる場合は、南側市道から入場する。
入場者は、靴底を踏み込み消毒槽にて消毒する。駐車場前で動力噴霧器にて、自己使用車両(営業車)のタイヤ、タイヤハウスを消毒液にて消毒する。車両消毒後、車を農場管理区域の駐車場所に移動し、駐車する。農場作業着または紙つなぎに着替えたうえで立ち入る。
4. 退場の手順
7.消毒について
(1)豚房・通路の消毒(現状)
豚房のオールアウト後、水洗・洗浄、発泡消毒、煙霧消毒、乾燥を行う。
壁、網戸(水圧で破けないように注意)、カーテン、換気扇(水濡れ注意)も実施する。
PRRSウィルスは、乾燥に弱いので、必ず飼槽 、飲水器、カップの水をきれいにふき取り乾燥する。通路の消毒も豚房の消毒に豚房と同様に手実施する。
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
日 |
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オールアウト |
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子豚導入 |
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第1週 |
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第2週 |
発泡消毒 ロンテクト |
煙霧消毒 ロンテクト カーテン締切 |
乾燥 |
乾燥 |
子豚導入 |
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- 消毒手順
ア.車両タイヤ消毒には、ロンテクト500倍液を使用する。
イ.通常、踏み込み消毒槽にはロンテクト1000倍液を使用する。有機物混入が多い場所、厳重な消毒が必要な場合は、ビネパワー(過酢酸製剤)600倍希釈液を使用する。
ウ.発泡消毒には、ロンテクト100倍希釈液を使用する。
エ.煙霧消毒にはロンテクト500倍希釈液を使用する。
オ.肉豚出荷時の通路、出荷台には、ロンテクト500倍希釈液を使用する。
カ.燻蒸庫には、パナクリーンCLP30(二酸化塩素製剤)を用いて、20時間以上燻蒸する。
キ.へい死豚をコンテナへの搬入した場合、ロンテクト500倍希釈液にてコンテナ周辺を消毒する。また、引き取り業者のへい獣引き取りがあった場合、ロンテクト500倍希釈液にてコンテナ内、コンテナ周辺、業者車両停車位置を消毒する。
(3)口蹄疫等のエンベロープを持たない疾病対策が必要となった場合
逆性石鹸(ロンテクトを含む)は効果がないため、他の消毒薬(塩素系、アルデヒド系、ヨード系、過酢酸等)に変更する。
車両タイヤ消毒は、ビネパワー(過酢酸製剤)600倍液を使用する。