交配部門(利根スワインセンター)
交配舎・妊豚舎には約1,550頭の母豚が飼養管理されています。交配部門では現在妊娠していない母豚の発情を観察し、種付け適期にAI(人工授精)をすることで、受胎率の向上を目指しています。そのためには、日々母豚の状態を把握しておくことが大切です。
分娩部門(利根スワインセンター)
母豚は分娩の約1週間前に交配舎から分娩舎に移動します。分娩部門では分娩間近の母豚と生まれたばかりの子豚の飼養管理をします。分娩介助や子豚の去勢・断尾も分娩舎での大事なお仕事です。
注意深く母豚を観察することで、分娩事故を防いだり、小さくて弱い豚を健康に育てる手助けができます。
離乳部門(利根スワインセンター)
子豚は約21日齢で離乳舎に移動します。離乳舎は分娩舎とは違い、子豚のみが飼養管理されています。子豚の成長段階に合わせた環境管理や、適切なワクチン接種、出荷前の作業を行います。元気に育った子豚は、約70日齢で肥育農場へ出荷されます。
肥育部門(前橋農場)
子豚は約70~180日齢の間肥育農場にて肥育されます。肥育農場では子豚の飼養管理や環境管理を行い、安全でおいしい豚を育てていきます。肥育豚は体重115kgを目処に出荷されます。